第二新卒はもったいない?
そんな悩みをお持ちでしょうか。
当記事をお読みの方は、
「新卒で就職した企業を、1年未満ですぐやめてしまった。」
もしくは
「やめる予定だ。」
というステータスの方が多かと思います。
あらためて第二新卒の定義をおさらいすると、新卒で就職したものの、3年以内に最初の会社を辞めてしまった状態を言います。
「まだまだ若くて、社会人経験も身についている状態」というメリットがあります。
一方で、「またすぐに辞めてしまうのでは?」と思われることが、最大のデメリットですね。
そんな第二新卒ですが、「第二新卒はもったいない」と言われることがあります。
これは、
「せっかく新卒で入った企業をすぐにやめて、第二新卒になるのはもったいない」
という意味です。
新卒で入った企業は、いわゆる「新卒カード」を使って内定を得た企業です。
そのため、すぐにやめてしまうのはもったいないのでは?という意見ですね。
ですが、これは正しくないでしょう。
自分に合わない仕事を無理に続けていても、良いことはありません。
むしろ、新天地を目指して退職したことは、勇気ある選択と言えます。
もちろん、第二新卒でも問題なく就職することができます。
先述したように「まだまだ若く、社会人経験もある」というのは、企業から見て悪くないステータスだからです。
また、第二新卒の採用を得意とする転職エージェントの調査では、第二新卒の求人は、年々増え続けています。
出典:マイナビジョブ20’s
しかも、最近では
「職歴や経歴に空白がある」
「既卒や第二新卒である」
そんな方を対象とした転職支援サービスが多数存在しています。
それらを上手に活用することで、第二新卒や既卒の方でも、正社員を最短ルートで目指すことが可能です。
嬉しいのは、書類選考なしで企業との面談に進めるサービスも多いです。
つまり、職歴に空白があったり、自信がない場合でも書類選考で落とされることはない、と言えます。
当メディアは、厚生労働省から一般労働者派遣事業(許可番号:派14-301840)の認可をうけ、人材関連サービスを展開する株式会社ウィザードが運営しています。
正社員を目指す方法
結論からいって、「第二新卒」から就職したければ、職歴に空白がある方や、経歴に自信がない方を対象とした転職サービスを利用すればOKです。
そんな風にお悩みでも、そういった方を対象とした転職支援サービスがあるので、問題ないですよ。
実際に、無職の状態から、将来性を買われて正社員として就職できた事例はたくさんあります。
ニート、フリーター、既卒や第2新卒を対象とした転職支援サービスは以下になります。
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第二新卒がもったいない!と言われる理由
新卒で入った企業が合わなくて、第二新卒になってしまった…
というケースは、確かに「もったいない!」と感じるケースもあるでしょう。
貴重な新卒カードを利用して内定を勝ち取った企業だからですね。
特に、1年未満など短い期間でやめる場合は、「もったいない!」という意見があっても不思議ではありません。
しかし、問題ない理由を以下、解説しますので安心してください。
「ちょっと失敗しただけでチャンスがなくなるのは、おかしくない?」と思って本気で行動してください。
きっと活路が開けます。
親や友人からもったいない!と言われる
親や友人など、身近な人に相談すると、多くの場合
「せっかく入ったのだから、もう少し頑張ってみたら?」
「そんなすぐにやめるのは、もったいないんじゃない?」
という意見をもらうことも多いでしょう。
とはいえ、合わない企業で苦しみながら働き続けるリスクを考えれば、もったいない!ということはないはずです。
サンクコストバイアスがかかっている
サンクコストバイアス、という言葉をご存知でしょうか。
何かの状態になった時に、お金や時間を既に使っていて回収不可能なため後には引けず、合理的な判断が難しくなる人間の認知的な傾向のことを言います。
簡単にいえば、もったいなくてやめられなくなることですね。
新卒で入った企業に無理に居続けようとするのは、この「サンクコストバイアス」がかかっている可能性が非常に高いと言えます。
サンクコストバイアスに打ち勝つことで、いま本当に必要なことが見えてきます。
つまり、より相性の良い企業への転職活動と向き合えるようになります。
第二新卒でも問題ない理由
第二新卒、既卒は若い
まだ、若いのでぜんぜん問題ないんですよ。25歳ぐらいまでだったら全く問題ないです。本当に。
確かに当事者からすると焦りも出るかもしれませんね。
でも、長い人生の中で、本当に取るに足らないことですよ。
そりゃ、新卒みたいにチヤホヤはされないです。
でも、あなたに適正がマッチした仕事さえ見つかれば、企業はウェルカムですよ。
一応、データも提示しておきますね。
まず、厚生労働省の調べによると、20代男女合わせて転職率はおよそ3割にも登ります。
かなり多くの方が、20代のうちに転職を経験していることが分かります。
出典:厚生労働省
また、総務省統計局の労働力調査によると、年齢階級別に仕分けした転職者の比率(就業者に占める転職者の割合)は下記の通りです。
転職者比率(%) | |
---|---|
平均 | 4.3 |
15~24歳 | 9.8 |
25~34歳 | 6 |
35~44歳 | 4.2 |
15歳〜24歳の場合、とある企業にいる10人のうち、1人は転職者ということですね。
当然ながら、年齢が高くなるほど比率は下がっており、30代に入るとかなり難しくなっていくことが分かります。
企業側からすれば、同じ未経験者であれば、より若い求職者を優先して雇用するでしょう。
逆に言えば、若いうちなら転職成功率が非常に高い、ということを表しています。
第二新卒は需要が高い
実際に、転職市場での第二新卒の需要は高いと言えます。
自社の企業風土にマッチした人材で、成長ポテンシャルがある場合は、採用されやすいと言えます。
ですが、あなたと似たような境遇の第二新卒の人材が多数いることも事実です。
そのため競争は激しく、他の求職者よりも高いスキルや適性を示す必要があります。
第二新卒だからといって、就職活動自体が甘いということはなく、全員が同じように需要があると考えることはできません。
新卒の次に就職しやすい
日本の企業は、新卒信仰が極端に強いです。
それは紛れもない事実で、新卒は処女、第2新卒は30歳を過ぎた素人童貞みたいな扱いになります。
一回職歴つくだけでそんなに毛嫌いしないでほしいですね。
とはいえ、第二新卒も既卒も、転職市場の中では、まだまだ新卒の次に就職しやすい状態であることを忘れずに、転職活動に臨んでください。
まだまだ転職市場で、必要とされる人材なので、安心して就職活動してください。
これが、40歳無職、とかだと話が変わってくるわけですが。とにかく若いうちなら、就職先は見つかります。
キャリアアップにつながる
現状から抜け出すために、目標を持って転職活動することは、キャリアアップにつながります。
ですので、すぐに第二新卒になっても、必ずしも「もったいない」とは言えません。
逆に、無理して勤め続けるほうが「もったいない」という状況にもなりかねませんね。
一方で、「第二新卒だから転職しやすい」と転職について軽く考えている場合は、痛い目を見ることもあります。
企業の採用担当者は多くの求職者を見ているので、そのような考えを持っていると見抜かれてしまう可能性もあります。
具体的には、前の会社を曖昧な理由で辞めてしまったりするのは危険と言えますね。
自分の目的や転職理由について、一本筋が通った状態にしておけば、転職成功の確率は高まるでしょう。
第二新卒からスムーズに就職する方法[簡単]
第二新卒からの転職活動をスムーズに進めるためには、ちょっとしたコツが必要です。
難しいことはなく、だれでも簡単に実践できる方法です。
やめた理由を考える
第二新卒の就職活動では「なぜ、前の会社をやめたのか?」という退職理由をしつこく聞かれることになります。
前の会社をすぐに辞めるならば、うちの会社もすぐに辞めるのでは?と勘ぐられてしまうためですね。
これらを解決するためには、ネガティブな理由ではなく、今後のキャリアを見据えた、前向きな理由を用意しておきましょう。
もちろん、「納得してもらえる理由が見つからない」そんな場合もあるでしょう。
その際は、自己分析のプロである転職エージェントに相談してしまうのがてっとり早い解決方法です。
転職エージェントは、就職先を紹介してくれるだけではありません。
自己分析から徹底してサポートしてくれますので、まずは相談してみると良いでしょう。
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とはいえ、自己分析が苦手…という方も少なくないはずです。
第二新卒という、やや特殊なステータスにおいては、なおさら難易度が高く感じることでしょう。
そんな時も、プロの転職エージェントに協力してもらいましょう。
もし自分に合わないな、と思っても退会すれば良いだけですので、気軽に登録してみることをおすすめします。
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この先、正社員になるための第一歩を踏み出してみてください。
第二新卒はもったいなくない!
結論、第二新卒になってしまっても、もったいない!なんてことはありません。
せっかく新卒で入った企業なので、「もったいないから、続けた方が良い。」という意見もあるかもしれません。
しかし、あえて無理をする必要もないでしょう。
特に最近では、フリーター、ニート、既卒、第2新卒、中退の方を対象とした支援サービスが充実していますので、恵まれた時代と言えます。
あなた一人で解決する必要はないのです。
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